パッドとブラシの使い分け
- パッドは汚れがよく取れるので効果的ではありますが、床がフラットなところに限ります。目地のあるところや凹凸模様がある床はブラシが適しています。
- ブラシは洗浄に使うトーロン毛(ナイロン)が一般的に使用されています。
- 床面の凹凸が広ければナイロンブラシでも洗浄できますが、細かい凹凸の汚れには極細ステンレスブラシやエンボス床用パッドがおすすめです。
- カーペット床(パンチカーペット)には、スタンダード(低速)タイプ<180回転/分>のポリッシャーを使用しましょう。高速タイプではモーターに負荷がかかります。
- パンチタイプの傷みにくいカーペット床をシャンプークリーニングするならカーペット用ブラシを、軽い汚れを落とすボンネット洗浄ならクイックパッドを使います。
- ポリッシャーとは別に、バフ機(ワックス光沢目的・硬化目的)にもパッドは使用されますが、バフ機の回転数に対応する専用パッドが使用されています。
パッドは目的ごとに色分けされていて
材質や研磨剤の量が異なります。
色 | 用途 |
---|---|
白 | ワックスのツヤ出し、焼き付けに。 |
赤 | 軽い表面洗浄に。 |
青 | 表面洗浄に。 |
緑 | 表面洗浄に。 |
茶 | ソフトなワックス剥離作業、頑固な汚れ落としに。 |
黒 | ワックスの剥離作業に。 |
ハイプロ | 古いワックスや厚塗りされたワックスの剥離作業に。 |
ポリッシャーに使用するブラシとパッド(パッド台)のサイズが違う理由
上図のようにパッドやパッド台がブラシより1サイズ大きいため、12インチ(または12型)ポリッシャーなら、ブラシは12インチ、パッド・パッド台は13インチとなり、14インチ(または14型)ポリッシャーならブラシは14インチ、パッド・パッド台は15インチとなります。
例外的に、16インチ(または16型)ポリッシャーはブラシは16インチですが、パッド・パッド台は18インチになります。
ブラシ・パッドの組み合わせ例
ツヤ出しの場合
洗浄の場合
剥離の場合
カーペット洗浄の場合
取り付け例
ブラシ
ポリッシャーを倒します。
プレートを装着したブラシを合わせます。
ブラシを反時計回りに回転させます。
プレートのの爪が本体の金具に入り込みます。
ポリッシャーをゆっくりと起こして完了です。正しくプレートをつけていればブラシのかみ合わせが弱くてもポリッシャーを回せば回転方向への力によりブラシは外れることはありません。
パッド
ポリッシャーを倒します。
プレートを装着したパッド台を合わせます。
パッド台を反時計回りに回転させます。
プレートのの爪が本体の金具に入り込みます。
パッドを装着します。
ポリッシャーをゆっくりと起こして完了です。正しくプレートをつけていればパッド台のかみ合わせが弱くてもポリッシャーを回せば回転方向への力によりパッド台は外れることはありません。
はずし方
①マイナスドライバーを用意します。
②Aの穴に差し込みます。
③矢印の方向へマイナスドライバーを倒します。
ブラシやパッド・パッド台をはずしたら、よく水洗いをし十分に乾燥させて保管してください。(※ポリッシャーは水洗いできません。)